2013年10月21日

カ・オロロジオ ルニソーレ 20114

ビオディナミ・ヴェネトの銘酒カ・オロロジオ待望の新ヴィンテージ、フルラインナップで入荷しました。
ここのワインはどのキュヴェも初心者の方、通の方、グラン・ヴァンしかお召し上がりにならない方まで、
本当に幅広く毎ヴィンテージご好評いただいてます。
まずはひさしぶり入荷のルニソーレから試飲してみました。

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カ・オロロジオ ルニソーレ 2011
<赤・フルボディ> イタリア ヴェネト ロッソ・デル・ヴェネトIGT 葡萄:バルベーラ100%

熟れたベリー系果実の香りと樽香。
完熟葡萄が緻密に詰まっていてキメ細かく滑らかな舌触り。
きれいな果実味と旨味がたっぷりとして、バルベーラ種由来の酸が心地よく、
甘酸っぱくジューシーで程よい樽風味が絶妙のバランス。
まさしくバルベーラといった味わいです。
フィニッシュ柔らかいタンニンと甘ホロ苦い豊かな余韻。
今すぐ美味しくいただけます。
ここのワインはどのキュヴェも葡萄の特徴や良さが最大限に引き出されダイレクトに伝わってきて巧いですね。
お値段も良心的でカリテ・プリ。
またラベルもかっこよくて、汚れ感・皺・破れたようなヴィンテージ加工まで施してあり、
生産者の情熱・拘り・美意識をラベルからもうかがえます。

カ・オロロジオ(以下輸入元資料引用)
1995年にカ・オロロジオの責任者となったマリア・ジョイア・ロゼリーニは葡萄の栽培・販売だけに飽き足らず、
ワインへの強い想いを募らせていました。
そんな折に彼女は天才醸造家ロベルト・チプレッソと運命の出会いを果たします。
彼はブルネッロの名門カーサ・バッセ社で修行を積み、チャッチ・ピッコロミーニをはじめ、
イタリア全土で数々のワインを手がけ、多くの有名ワインを輩出し、
1997年にはイタリア最優秀エノロゴの称号にも輝いた、ヴェネト出身の醸造コンサルタントです。
有機栽培にこだわり、山あり谷ありの共同作業でしたが、
全ての情熱が注がれたワインは瞬く間に人々の心を揺さぶり、カ・オロロジオは一躍注目を集めるワイナリーとなり、
2008年のガンベロ・ロッソ誌で「新進気鋭のワイナリー」に選ばれ、最も目が離せないワイナリーであることが証明されました。
また同誌にて2007〜2009年と3年連続してトレ・ビッキエーリを獲得(レロジオ)したましたが、
この地を心から愛する彼らの夢はあくまでも、地上の楽園エウガネイの丘をワインに映し出すことです。

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